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蝶屋について

お客様の着物と共にあゆむ、蝶屋の歴史。

蝶屋は、大分県の玖珠の近く豊後森に生まれた祖父が修行のために丁稚奉公をはじめ、
祖母に出会って父が生まれたその日、1,938年(昭和13年)に創業しました。
父の代になり、京都の一流生産者とお付き合いが始まり、おかげさまで全国的に名の通った呉服専門店として今日まで商いを続けさせて頂き参りました。
近年、私たちの業界を取り巻く環境は厳しさを増すばかりですが、私共の歴史を感じて頂きこれからの責任ある未来への思いを確かなものにさせて頂きたく存じます。

沿革
  • 1939年10月11日(昭和14年)初代髙倉四郎 福岡県久留米市六ツ門に創業
  • 1954年(昭和29年)福岡県久留米市田町に移転
  • 1955年(昭和30年)10月22日株式会社蝶屋設立
  • 1965年(昭和40年)福岡県久留米市中央町に移転
  • 1966年(昭和41年)11月20日髙倉慶明 代表取締役社長に就任
  • 1972年(昭和47年)髙倉慶明 代表取締役会長に就任
  • 2008年(平成20年)10月11日髙倉慶応 代表取締役社長に就任
会社概要
社名
蝶屋株式会社
所在地
〒830-0023 久留米市中央町31-9(久留米市庁舎そば)
TEL
0942-34-4711
FAX
0942-35-7514
営業時間
午前11時~午後7時
定休日
毎週火曜日
代表者
代表取締役社長 髙倉 慶応
お取り扱い商品 千總/龍村美術織物/服部織物/本加賀友禅/大羊居/藤娘きぬたや/帛撰/松井青々/田畑喜八/上野為二/清染居/成謙/木原明/木原工芸/小倉淳史/大村禎一/大村幸太郎/春日井路子/染匠岡田/青柳/藤井絞り/盡政/山口美術織物/河合美術織物/河村つづれ/西村織物/筑前織物/結城紬/大島紬/米沢紅花紬/琉球染織品/その他、日本全国の染織品など多数
アクセス

所在地 〒830-0023 久留米市中央町31-9(久留米市庁舎そば)
営業時間 午前11時~午後7時 / 定休日 毎週火曜日 / 駐車場

 

~蝶屋のあゆみ~

初代社長 昭和十四年、現会長でもあります私の父が生まれた日に蝶屋が誕生しました。
戦後間もなく物資も豊かではない頃、無我夢中のスタートだったと聞いています。
そんな中、六人兄弟の長男として産まれた父は、自然と家業を手伝うようになりました。
本来、勉強が大好きだった父ですが、家業のため大学進学をあきらめ、十代のころからこの呉服の仕事に没頭していきます。
そして母と結婚。 私の僅かな幼少の頃の記憶の中でも、父と母は朝から晩まで本当によく働いていました。
おんぶ紐で私を背負って田んぼの中、お客様に挨拶をして回ったとも聞いています。

その頃からの変わらぬ信念が
 
「買い取り仕入れ」
「お客様に本物の着物をお届けする」
 
商売人として、確かな目利きで責任をもって商品を仕入れる。

そして、お客様に適正な価格でご提供する。
未来永劫、素晴らしい商品を正しくお客様にお届けするために必要なこと。
一見、当たり前のことのようですが、これができていなかったから、現在、呉服業界全体は斜陽産業といわれているのだと思います。
バブル期に浮かれ、本質を失い、着物の魅力を逆手にとり、あくどい商法にて販売する大手も出てきました。

三代目社長と社員父と母の背中を見てきた私の心の中では、ずっと混沌としたものが拭いきれませんでした。
平成三年、社会経験を積んだ後、蝶屋に入社し母のもとで修業を積みながら、まず取り組んだのが今年で十八年目を迎えた
「ミスジャポン事業」です。

この頃、成人式の振袖はレンタルが多くなり、式典自体のマナーの悪さが大きく報道されました。
私は、伝えてこなかった大人たちに責任があると感じました。
着物の素晴らしさや、生産者の思い、「和」を尊ぶ日本人の心を学んでいたらこんなことになっていたでしょうか。
私は、商売とは少し離れた目線から、若い世代に日本の民族衣装である「着物」を通じてできるだけのことを伝えてきました。

現在、ミスジャポン事業は、ミスジャポン卒業生自らが、日本文化を背負った心意気を持って活動の幅を広げていってくれており、本当にうれしく感じています。
 
そして、新たに取り組んでいるプロジェクトが、

「イマジンワンワールド キモノプロジェクト」 です。

 

“きもので世界はひとつになる”

 

2020年に向けて、世界中の国をモチーフとした着物を制作しています。これは、世界へ向けての友好、平和のメッセージでもあり、呉服業界へ向けての挑戦でもあります。
多くの逆風もありますが、行政や大手企業など賛同してくださる理解者も増えてきました。
私はこのプロジェクトが、今後の呉服業界においては後継者の育成、需要の拡大につながりそして「着物」という民族衣装が持つ力が、戦争のない平和な世界の象徴となることを信じて、これからも邁進して参ります。

 

髙倉慶応最後になりましたが、全ては大切なお客様と社員とともに守り育ててきた、この蝶屋あってのことでございます。まだまだ未熟な私どもではありますが、誠心誠意、愛する着物と日本のため七十八期も勤めてまいる所存です。
今後ともご指導、ご鞭撻賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
皆様の今後のご健勝を心よりお祈念し、ご挨拶とさせて頂きます。
 
 

平成二十八年十月吉日
蝶屋株式会社 代表取締役社長
髙倉慶応